飛鳥京庭園跡(読み)あすかきょうていえんあと

知恵蔵 「飛鳥京庭園跡」の解説

飛鳥京庭園跡

奈良県明日香村の飛鳥川東岸で発見された、7世紀後半の飛鳥宮廷の大規模な庭園遺跡。同庭園跡(南北200m、東西70m以上)から出土した約50点の木簡内容が2002年4月に発表された。薬草煎じ薬名前分量などが記されており、中国医学書と一致するものもあることから、遣唐使が持ち帰った最古処方箋との見方が有力になった。

(天野幸弘 朝日新聞記者 / 今井邦彦 朝日新聞記者 / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

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