飢餓熱(読み)きがねつ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「飢餓熱」の意味・わかりやすい解説

飢餓熱
きがねつ

一般に新生児期、とくに生後2~3日目の乳児発熱をいう。生後まもなくは、母乳分泌も不十分なことが多く、乳児の哺乳(ほにゅう)力も未熟なことが多い。その結果、新生児に必要な哺乳量、水分量が不足がちとなり、軽度の脱水状態になる。その結果、体温調節中枢の機能が不十分となり、38、39℃までの高熱を出すことがある。このような場合には、糖水などの水分補給によって下熱することが多く、一過性熱ともいわれる。最近は新生児の管理も進歩し、哺乳不足に伴う水分補給を計画的に行うため、このような発熱はほとんどみられない。発熱の際には、感染症を考慮すべきである。

[帆足英一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む