飯田川町(読み)いいたがわまち

日本歴史地名大系 「飯田川町」の解説

飯田川町
いいたがわまち

面積:一六・〇六平方キロ

八郎潟東岸に位置し、北は井川町、南は昭和町に接する。西は湖東平野を隔てて八郎潟調整池に続き、東は出羽丘陵と接する。

湖岸東部最良の水田地帯で、経営耕地面積七二六ヘクタールの九五・四パーセントが水田という稲単作地域である。北部の飯塚いいづかには五城目ごじようめ樋口とよぐちから真崎まさき堰の分堰が通り、浜飯塚はまいいづかを西流して八郎潟に注ぐ。中央の和田妹川わだいもがわには東部金山の大かねやまのおお堤を水源とする妹川が山峡を西流し、灌漑用水路となっている。出羽丘陵西端を源とするゆたか川が昭和町豊川とよかわ地区を通り、下虻川しもあぶかわで大きく蛇行して西流し八郎潟に注ぐ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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