デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「飯田篤老」の解説 飯田篤老 いいだ-とくろう 1778-1826 江戸時代後期の武士,俳人。安永7年生まれ。安芸(あき)広島藩士。俳句をまなび,京都で高桑闌更(らんこう)の門にはいる。のち大坂で医業をいとなむが,文化9年(1812)帰郷して家督をつぎ,町方吟味役をつとめる。広島に蕉風をひろめた。文政9年4月23日死去。49歳。名は利矩(としのり)。別号に田禾(でんか),石兮(せっけい),篤老園(あつおいえん)。句文集に「篤老園自撰句帖(くじょう)」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例