飯盛石(読み)いいもりせき

最新 地学事典 「飯盛石」の解説

いいもりせき
飯盛石

iimoriite-(Y)

化学組成Y2(SiO4)(CO3)の鉱物。三斜晶系,空間群,格子定数a0.6573nm, b0.6651, c0.6454, α116.44°, β92.34°, γ95.63°,単位格子中2分子含む。劈開{011}明瞭,硬度5.5~6,比重4.47。ガラス~樹脂状光沢,灰薄褐~淡紫褐色,条痕白色。二軸性負,屈折率α1.753, β1.824,γ1.830, 2V31°。光学面は劈開面と平行。福島県伊達郡川俣町房又のペグマタイト中に3cm×3cm×2cmの塊状結晶として産出。黒雲母・モナズ石・フェルグソン石などと共生。1967年,加藤昭ほかにより発見。花崗岩ペグマタイトでは数少ない炭酸イオンを含む初生鉱物。希元素化学・鉱物学に責献した飯盛里安・飯盛武夫にちなみ命名。のちに福島県水晶山よりタレン石変質鉱物として,米国アラスカのペグマタイト鉱脈から~0.5mmの半自形または他形結晶として産出。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

《モスクワに遠征したナポレオンが、冬の寒さと雪が原因で敗れたところから》冬の厳しい寒さをいう語。また、寒くて厳しい冬のこと。「冬将軍の訪れ」《季 冬》...

冬将軍の用語解説を読む