飾磨の褐(読み)シカマノカチ

デジタル大辞泉 「飾磨の褐」の意味・読み・例文・類語

しかま‐の‐かち【飾磨の褐】

飾磨で行われた濃い紺や褐色の染め色。また、その布。飾磨紺しかまごう・しかまこん

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精選版 日本国語大辞典 「飾磨の褐」の意味・読み・例文・類語

しかま【飾磨】 の 褐(かち・かちん)

  1. 飾磨地方から産する濃い紺色または褐色の染料。また、それで染めた布。しかま。飾磨紺(しかまごう・しかまこん)。飾磨のかちん染め。
    1. [初出の実例]「我が恋はあひそめてこそまさりけれしかまのかちの色ならねども〈藤原道経〉」(出典:詞花和歌集(1151頃)恋下・二三四)

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