デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「養甫尼」の解説 養甫尼 ようほに ?-? 織豊時代,長宗我部(ちょうそかべ)元親の妹。土佐(高知県)波川(はかわ)城主波川清宗の妻。天正(てんしょう)8年(1580)夫が兄元親にほろぼされたのち,尼となり土佐郡成山村にすむ。甥の安芸(あき)家友とともに伊予(いよ)(愛媛県)の旅人新之丞(一説に彦兵衛)から紙の製法を習得し,7種の色紙をつくった。長宗我部氏の滅亡後は高野山にのぼったという。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例