精選版 日本国語大辞典 「餌刺・餌差・餌指」の意味・読み・例文・類語
え‐さし ゑ‥【餌刺・餌差・餌指】
〘名〙
※虎明本狂言・餌差(室町末‐近世初)「私はしゃばにかくれもなひせいらいと申鷹じゃうの内に有し、ゑさしで御ざる」
③ 小鳥を黐竿(もちざお)で刺し捕えること。また、それを業とする人。鳥刺し。
※仮名草子・尤双紙(1632)下「さす物のしなじな〈略〉ゑさしは小鳥をさす」
④ えさ。
⑤ (餌差) 鳥かごに置く、餌を差しておく入れもの。
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