黐竿(読み)モチザオ

デジタル大辞泉 「黐竿」の意味・読み・例文・類語

もち‐ざお〔‐ざを〕【××竿】

小鳥昆虫を捕らえるために、先端にとりもちをつけた竹竿

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「黐竿」の意味・読み・例文・類語

もち‐ざお ‥ざを【黐竿】

〘名〙 鳥や昆虫を捕えるために先端にとりもちを塗った竹竿。
滑稽本浮世床(1813‐23)二「黏箱腰にさげ、黏竿(モチザヲ)手に持」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「黐竿」の読み・字形・画数・意味

【黐竿】ちかん

とりもち竿。〔容斎随筆十三、虫鳥の智〕鷓鴣(しやこ)性、を好む。獵人、林のに於て地を淨し、稍(すこ)しくを上に散ず。禽、來行し、且つし且つ(ついば)む。則ち黐竿を以て之れを取る。

字通「黐」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android