デジタル大辞泉 「餓鬼の物をびんずる」の意味・読み・例文・類語 餓鬼がきの物ものをびんずる 《「びんずる」は「引っ取る」を「餓鬼」の縁で「賓頭盧びんずる」に掛けていったものか》餓鬼の得た食物を奪い取る。貧乏人から物を奪うようなひどいことをするたとえ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「餓鬼の物をびんずる」の意味・読み・例文・類語 がき【餓鬼】 の 物(もの)をびんずる ( 「びんずる」は「引取(ひんど)る」の変化したものか。餓鬼の縁で賓頭盧(びんずる)にかけていう ) 貧しい者から金品を強引にうばい取ることのたとえ。[初出の実例]「たまたまあふたおとこをがきのものをひんづる、小ざるのほうををすやうに、あんまり出来ぬ御さはい」(出典:浄瑠璃・松風村雨束帯鑑(1707頃)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例