餅鏡(読み)モチイカガミ

デジタル大辞泉 「餅鏡」の意味・読み・例文・類語

もちい‐かがみ〔もちひ‐〕【餅鏡】

鏡餅かがみもち」に同じ。
歯固めの祝ひして、―をさへ取り寄せて」〈初音

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精選版 日本国語大辞典 「餅鏡」の意味・読み・例文・類語

もちい‐かがみもちひ‥【餠鏡】

  1. 〘 名詞 〙 平たく丸く作った餠。大小二個を重ねて神に供えたり、祝いのおりに用いたりする。かがみもち。かがみ。そなえもち。おそなえ。もちかがみ。もちいのかがみ。《 季語新年
    1. [初出の実例]「歯固めの祝ひして、もちゐかかみをさへとりよせて」(出典:源氏物語(1001‐14頃)初音)

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