館野越村(読み)たてのこしむら

日本歴史地名大系 「館野越村」の解説

館野越村
たてのこしむら

[現在地名]板柳町館野越

東は滝井たきい村、西は大俵おおだわら村、南は下俵升しもたわらます(現南津軽郡藤崎町)、北は常海橋じようかいばし村に接する。

貞享元年(一六八四)の郷村帳に館野越村一八一・三石とあり、寛文四年(一六六四)以後の新田とされる。貞享四年の検地帳は田方五一町八反六畝二二歩、畑方四町五畝二四歩、田畑屋敷合せて五五町九反二畝一六歩、村高五〇三・八七四石、百姓四一人、漆木三四本、除地として古館のあることを記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android