北畠(読み)キタバタケ

デジタル大辞泉 「北畠」の意味・読み・例文・類語

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日本歴史地名大系 「北畠」の解説

北畠
きたばたけ

山城名勝志」所引の「指南抄」に「北畠通従一条北其門三丁也」と記し、「後愚昧記」応安二年(一三六九)一一月一一日条に「下部五郎男於毘沙門堂ノ北畠、為京極三位行光卿下人、被殺害了」とあり、北畠の地はおおむね寺町てらまち通以西、今出川いまでがわ通以北の地にあたる。北畠雅家邸があったことから称された地名といわれ(坊目誌)、中古京師内外地図はこの地の南、すなわち現京都御苑きようとぎよえん北東の地に「北畠亭」を記している。

中世には声聞師集団の居住地で、前掲地図に「唱聞師村」「唱聞師池」を記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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