日本歴史地名大系 「香川叢書」の解説 香川叢書かがわそうしよ 三冊成立 昭和一四―一八年解説 香川県では昭和一二年に香川県史編纂事業に着手し、収集した史料の一部を「香川叢書」と名付けて刊行することにした。第一冊は寺院・神社の縁起を中心としてその他若干の寺社史料、第二冊は古記録や近世史料、第三冊は地誌類となっている。以後も古文書類など刊行の予定であったが、太平洋戦争激化のため中断し、収集した多数の史料が高松空襲によって焼失した。実に惜しまれるところである。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報