馬の内侍(読み)うまのないし

精選版 日本国語大辞典 「馬の内侍」の意味・読み・例文・類語

うま【馬】 の 内侍(ないし)

  1. ( 三十六歌仙ひとり馬内侍にかけていう ) 大きな陰門を持つ女。
    1. [初出の実例]「大きな張方を馬の内侍持ち」(出典:雑俳・末摘花(1776‐1801)四)
  2. ( 馬内侍多くの男と交渉があったところからいうか ) 丙午(ひのえうま)生まれの女をたわむれていう。
    1. [初出の実例]「度々後家に成たはむまのないし也」(出典:雑俳・川柳評万句合‐安永九(1780)義一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 出典 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android