陰門(読み)いんもん

精選版 日本国語大辞典 「陰門」の意味・読み・例文・類語

いん‐もん【陰門】

〘名〙 女子生殖器。特に外陰部陰阜(いんぷ)大陰唇小陰唇陰核大前庭腺などからなる。〔解体新書(1774)〕〔福恵全書‐刑名部・人命中・屍格式・仰面〕

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デジタル大辞泉 「陰門」の意味・読み・例文・類語

いん‐もん【陰門】

女性外部生殖器女陰玉門

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普及版 字通 「陰門」の読み・字形・画数・意味

【陰門】いんもん

処子陰部

字通「陰」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の陰門の言及

【子宮】より

…ケルススの《医学について》でも,ウテルスは胎児や下腹部の意に用い,子宮の解剖学や疾患を論ずる際には必ずウルウァといっている。ウルウァは陰門の意となって残っているが(英語vulva,フランス語vulveなど),内性器を示すウルウァがいつから外性器を表現するようになったのか不明である。日本でも江戸時代の軟文学などに女性外性器を子宮(こぶくろ)と呼ぶ例があるが,同様の混同がラテン語にも起こったのかもしれない。…

※「陰門」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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