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馬加城 まくわりじょう

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日本の城がわかる事典の解説

まくわりじょう【馬加城】

千葉県千葉市花見川区幕張(まくはり)町にあった城。平安時代末期から鎌倉時代初期にかけての武将千葉常胤の四男の胤信が大須賀庄本郷に所領を得て、1180年(治承4)に築いた居館が同城の起源とされる。胤信以降、大須賀氏を名乗った。室町時代後期には、千葉氏第14代当主千葉満胤の庶子であった馬加康胤が居城としていた。康胤は享徳の乱に乗じて、千葉氏重臣の原氏と組んで亥鼻城(千葉市)を攻め、千葉宗家当主の千葉胤直を滅ぼして宗家の座を継いだ。しかし、間もなく将軍足利義政が介入し、康胤は1456年(康正2)、将軍の命を受けた東常縁との戦いの陣中で没した。馬加城の廃城は康胤死去の前後とされているが、天文年間(1532~54年)に千葉胤富が同城に在城したとの記録もあり、戦国時代後期まで維持されていたのではないかという説もある。同城は今日の幕張町3丁目付近の花見川と浜田川にはさまれた台地上にあったが、遺構は開発により消滅してしまっている。JR総武線幕張駅、または京成電鉄京成幕張駅から徒歩約15分。

出典|講談社
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