馬場一九号墳(読み)ばばじゆうきゆうごうふん

日本歴史地名大系 「馬場一九号墳」の解説

馬場一九号墳
ばばじゆうきゆうごうふん

[現在地名]山東町柿坪 馬場

円山まるやま川の支流与布土ようど川の東岸に開けた盆地に面した、低い丘陵上にある。盆地の周辺には数基ないし四、五〇基からなる古墳群が多数分布し、馬場古墳群もその一つである。昭和六二年(一九八七)・同六三年に調査。一九号墳は尾根の頂部に位置し、墳形・大きさとも不明。東から第一・第二・第三主体と名付ける木棺墓が並列する。いずれも二段に掘込んだ墓壙内に木棺を置く。第一主体は四×一・三メートルの墓壙、長さ三・三メートル、幅〇・七メートルの木棺。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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