馬料(読み)メリョウ

デジタル大辞泉 「馬料」の意味・読み・例文・類語

め‐りょう〔‐レウ〕【馬料】

奈良平安時代、五位以上の文武の在京官人に馬の飼育料として支給された銭。

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精選版 日本国語大辞典 「馬料」の意味・読み・例文・類語

め‐りょう‥レウ【馬料・馬

  1. 〘 名詞 〙 奈良・平安時代、五位以上の文武の在京官人に支給された馬の飼育料。防閣を配置していたのをやめ、神亀五年(七二八)から春夏二回養馬の料として銭を給することにしたもの。官位により等級がある。馬料銭。ばりょう。
    1. [初出の実例]「京官文武職事〈略〉其有官人重名、特給馬料、給式有差」(出典:続日本紀‐神亀五年(728)三月甲子)
    2. 「先正月には〈略〉秋冬の馬(メレウ)」(出典:太平記(14C後)二四)

ば‐りょう‥レウ【馬料】

  1. 〘 名詞 〙めりょう(馬料)

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