馬村(読み)ばくろうむら

日本歴史地名大系 「馬村」の解説


ばくろうむら

[現在地名]掛川市葛川くずかわ

さか川の流域にあり、西は増田ますだ村の大鋸おおが町に接する。東海道が通る。馬苦労村・博労町などとも書き、かつて伯労(馬医)が住んでいたのがその名の由来であろうか(掛川誌稿)正保郷帳に「馬苦労町村」とみえ、田方六石余・畑方二六石余、掛川藩領(幕末に至る)。文政一二年(一八二九)の御高等書留によると高一九石余(うち新田一斗余)、毛付高一一石余の納辻米一四俵余、家数二二(本家四・柄在家一八)・人数六九、馬一。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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