デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「馬来南城」の解説 馬来南城 まき-なんじょう 1796-1833 江戸時代後期の儒者。寛政8年生まれ。美作(みまさか)(岡山県)の人。11歳で出家したが,備前岡山藩の馬来氏にまなび,還俗(げんぞく)して養子となる。義父が譴責(けんせき)をうけて藩を追われ,京都にすむ。天保(てんぽう)4年藩主池田斉敏(なりとし)によびもどされ学政をまかされたが,同年病死。38歳。名は温。字(あざな)は良玉。通称は謙介。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例