馬鈴薯デンプン(読み)ばれいしょでんぷん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「馬鈴薯デンプン」の意味・わかりやすい解説

馬鈴薯デンプン
ばれいしょでんぷん

じゃがいも塊茎からとるデンプン。塊茎中のデンプンの含有率は 11.2~17.6%。さつまいものデンプンに比べ,粒子が大きく比重も高いため,デンプン乳の沈殿が早く,精製が容易。固有の用途には水産練製品,加工デンプンがある。一般に片栗粉といわれているものの大部分は馬鈴薯デンプンである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android