馬骨(読み)ばこつ

精選版 日本国語大辞典 「馬骨」の意味・読み・例文・類語

ば‐こつ【馬骨】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 馬の骨。また、馬の骨相
    1. [初出の実例]「花棘馬骨の霜に咲かへり〈杜国〉 鶴みるまどの月かすかなり〈野水〉」(出典:俳諧・冬の日(1685))
    2. [その他の文献]〔後漢書‐馬援伝〕
  3. 素姓のわからないような人をののしっていう語。馬の骨。
    1. [初出の実例]「何れの処の馬骨ぞ」(出典:東京新繁昌記(1874‐76)〈服部誠一〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android