駆落ち者(読み)カケオチモノ

デジタル大辞泉 「駆落ち者」の意味・読み・例文・類語

かけおち‐もの【駆(け)落ち者】

かけおちした人。
「―になるより外に仕方がない」〈漱石明暗

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精選版 日本国語大辞典 「駆落ち者」の意味・読み・例文・類語

かけおち‐もの【欠落者・駆落者】

  1. 〘 名詞 〙 欠落をした人。
    1. [初出の実例]「武士の欠落者(カケオチモノ)は有り付にとけしなく、所詮出家すべき旨申ければ」(出典浮世草子・新色五巻書(1698)三)
    2. 「どうも二人りとも怪しいから屹度(きっと)掛落(カケオ)ちものか何にかに違いないヨ」(出典:花間鶯(1887‐88)〈末広鉄腸〉中)

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