駒井日記(読み)こまいにっき

改訂新版 世界大百科事典 「駒井日記」の意味・わかりやすい解説

駒井日記 (こまいにっき)

豊臣秀次の右筆駒井中務少輔重勝の日記。《駒井中書日次記》《文禄日記》ともいう。1593年(文禄2)閏9月~95年4月の17巻のうち,巻二,巻四,巻六~八,巻十七が現存し3巻ずつ2冊より成る。関白秀次および太閤秀吉の動静を詳しく伝えるとともに,関係文書を丹念に書き控えるなど,文禄期の政治史を知るうえで第一級の史料写本内閣文庫,東京大学図書館にあり,自筆といわれる断簡竜谷大学にある。《改定史籍集覧》所収
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 加藤

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む