駒生村(読み)こまにゆうむら

日本歴史地名大系 「駒生村」の解説

駒生村
こまにゆうむら

[現在地名]宇都宮市駒生町・西の宮町にしのみやまち北一の沢町きたいちのさわまち陽西町ようさいちようさくら四丁目・中一の沢町なかいちのさわまち南一の沢町みなみいちのさわまちいち沢町さわまち睦町むつみちよう

東は細谷ほそや新田西原にしはら村・戸祭とまつり村、南は鶴田つるた村と接するおおむね平坦地。古くは中丸村と称し、宇都宮公綱の代に字高田原で良馬を産することから駒生村と改称したという(地誌取調)。字北原きたはら駒留こまどめ塚および城跡がある。近世初期から宇都宮藩領。寛永年間(一六二四―四四)より重臣奥平隼人の地方給知(「家中系図」奥平家文書)。慶安郷帳に田方四一三石余・畑方二七七石余とある。元禄九年(一六九六)宇都宮宿大助郷一七ヵ村の一つとなる(「宇都宮宿助郷帳」上野虎四郎文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android