駒田小次郎(読み)コマダ コジロウ

20世紀日本人名事典 「駒田小次郎」の解説

駒田 小次郎
コマダ コジロウ

明治・大正期の政治家 衆院議員(政友会)。



生年
万延2年1月(1861年)

没年
大正15(1926)年4月19日

出身地
加賀国(石川県)

経歴
養蚕栽桑法を修める。石川郡蚕糸業組合長、石川県農会長、県蚕糸同業組合長、県養蚕巡回教師、石川県農学校教授嘱託などを務める。一方、明治25年第2回総選挙の石川県第2区で選挙干渉により当選した政府系の新田甚左衛門を辞職に追い込む。その補欠選挙官憲に抗して逮捕され、釈放をめぐっては死傷者が出た(寺田事件)。41年衆院議員(政友会)に当選1回。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「駒田小次郎」の解説

駒田小次郎 こまだ-こじろう

1861-1926 明治-大正時代の政治家。
万延2年1月生まれ。明治25年第2回総選挙の石川県第2区で選挙干渉により当選した政府系の新田甚左衛門を辞職においこむ。その補欠選挙で官憲に抗して逮捕され,釈放をめぐっては死傷者がでた(寺井事件)。41年衆議院議員(政友会)。大正15年4月19日死去。66歳。加賀(石川県)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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