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石川県 いしかわ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

石川県
いしかわ

面積 4185.66km2。人口 116万9788(2010)。年降水量 2398.9mm(金沢市)。年平均気温 14.6℃(金沢市)。県庁所在地 金沢市。県木 アテ(→アスナロ)。

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デジタル大辞泉の解説

いしかわ‐けん〔いしかは‐〕【石川県】

石川

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日本の地名がわかる事典の解説

〔石川県〕石川〈県〉(いしかわ〈けん〉)


中部地方北西部に位置する県。
日本海に面し、南東は富山県・岐阜県、南西は福井県に接する。古来、北陸地方の行政・産業・文化の中心地として発展。北陸機業地帯の一翼を担い、伝統産業と近代工業が共存する。人口115万6730。面積4185.67km2。人口密度276.35人/km2。管轄市町村は11市8町。県庁所在地は金沢市。郷土の花クロユリ
歴史を見ると、旧石器時代から縄文時代弥生時代の遺跡も多く、古くから人類の居住が確認される。また、北陸特有の碧玉(へきぎょく)などを用いた玉造(たまつく)り文化があった。越(こしの)国から越前(えちぜん)国を経て、加賀(かが)国・能登(のと)国が成立。中世、守護として加賀を支配していた富樫(とがし)氏は1488年(長享(ちょうきょう)2)の一向一揆(いっこういっき)により滅ぼされ、その後約100年にわたり一向宗の支配が続いた。一方、能登は上杉謙信(うえすぎけんしん)の侵略まで長谷部(はせべ)氏(長(ちょう)氏)・畠山(はたけやま)氏が治めた。近世に入ると織田信長(おだのぶなが)がこの地を制圧し、家臣の前田利家(まえだとしいえ)が両国を領有。江戸時代、金沢藩は加領されて越中(えっちゅう)国(富山県)を含む102万石を有し、威勢を誇った。とくに学問・芸術の保護と育成に尽力し、城下町金沢は江戸・京に次ぐ都市として栄えた。1871年(明治4)の廃藩置県で金沢・大聖寺(だいしょうじ)の2県がおかれ、統廃合を重ねて翌年に石川県が成立した。その後も合併・分離があったが、1883年に現県域が確定した。
地勢を見ると、県域は南北に細長く、能登半島とその基部西岸から南の日本海岸を占める。南東部の両白(りょうはく)山地から流れ出る手取(てどり)川・犀(さい)川などが帯状の金沢平野を横切り、扇状地を形成。平野の海岸線には砂丘が発達する。能登半島は富山県境をなす宝達(ほうだつ)丘陵と奥能登丘陵からなり、基部近くに走る邑地潟(おうちがた)地溝帯が低地をつくる。また七尾(ななお)湾上に能登島、北の沖合に舳倉(へぐら)島・七ツ(ななつ)島が浮かぶ。気候は、快晴日数が少なく、冬季に降水量の多い日本海岸式気候。暖流の対馬(つしま)海流の影響で寒さは比較的緩やかで、年平均気温は金沢市で約14℃。南部の白山麓(はくさんろく)は豪雪地帯をなす。
産業は、農業では、耕地面積の約84%を水田が占める米の単作地帯で、早場米を生産し、おもに関西方面へ出荷する。海岸の砂丘地などでブドウ・ナシ・ダイコンスイカなどを栽培するが、農業粗生産額は全国の下位で、産業全体に占める位置は低い。能登半島を中心に展開される漁業では、イカ・カレイ・サバなどを漁獲。七尾湾ではカキ・クルマエビの養殖が行われる。工業は、織機製造から成長した機械工業、近年伸長した電機工業、絹織物から発達した繊維工業の3つが主要業種。金箔(きんぱく)、山中塗・輪島塗の漆器、九谷焼(くたにやき)、加賀友禅、七尾仏壇など江戸時代以来の伝統工芸も盛ん。また観光が産業の重要な柱となっている。
観光では、金沢市は城下町の町並みが残り、岡山市の後楽園、水戸市の偕楽園とともに日本三名園の一つである兼六園(けんろくえん)を擁する歴史的観光都市。また、能登半島の景勝海岸、雄大な自然が広がる白山国立公園、加賀温泉郷・金沢温泉郷・白山温泉郷・和倉温泉などの各温泉は情趣豊かで、宿泊施設やスポーツ・娯楽施設が整備されている。国の重要無形民俗文化財として能登のアマメハギ(輪島市など)、奥能登のあえのこと(奥能登地方)、尾口のでくまわし(白山市)、熊甲二十日祭(くまかぶとはつかさい)の枠旗行事(七尾市)、青柏祭(せいはくさい)の曳山行事(七尾市)、気多(けた)の鵜祭(まつり)の習俗(羽咋(はくい)市)の伝統行事があるほか、珠洲(すず)市などで行われるキリコ祭、唐戸山(からとやま)神事相撲、百万貫の岩まつり、北國大花火川北大会、金沢百万石まつり、七尾祇園祭など多彩な観光行事があり、多くの観光客が訪れる。
石川郡
加賀市
鹿島郡
金沢市
河北郡
かほく市
小松市
珠洲市
七尾市
能美郡
能美市
羽咋郡
羽咋市
白山市
鳳珠郡
輪島市

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