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選挙干渉 せんきょかんしょう

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

選挙干渉
せんきょかんしょう

政府権力ないし政権を担当している党派が公的権力を使って,反対党派の選挙運動に直接に干渉する行為をいう。また公権力が国民の選択意思を一定の方向にあらかじめ誘導することも選挙干渉に入れられる。

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デジタル大辞泉の解説

せんきょ‐かんしょう〔‐カンセフ〕【選挙干渉】

政府当局者がその権力を利用して、選挙の公正を破って不当に干渉し、反対党を抑圧すること。

出典|小学館
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世界大百科事典 第2版の解説

せんきょかんしょう【選挙干渉】

国や地方公共団体が政治的反対者の選挙運動に対して組織的に妨害行為を行い,選挙の公正さをそこなうことである。選挙はすべての候補者が法律で認められた同一の条件のもとで実施されなければならない。選挙干渉は特定の政党および候補者の競争条件を合法非合法の手段によって悪化させて当選を困難にすることにより,選挙結果を政府与党に有利にしようとするものである。日本の総選挙史上では,大規模な選挙干渉がこれまで3度あった。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

選挙干渉
せんきょかんしょう

公権力による政治的反対派の選挙運動に対する直接的な妨害活動をいうが、広義には、選挙において国民の意思選択をあらかじめ一定の方向に誘導する間接的干渉も含む。そもそも選挙において選挙民が主体的に意思形成する前提条件として、自由で公正な選挙運動が保障されていなければならない。このことは、選挙においては政権党も反対党も対等な関係で公正に競い合うべきことを意味する。ところが歴史的には各国において政権党が自党候補の当選を有利にするため官僚・警察・軍隊などの政府権力を用いて反対党の選挙運動に対してむき出しの妨害をすることがしばしばあった。日本での大規模な選挙干渉としては1892年(明治25)の第2回総選挙における内務大臣品川弥二郎らによる民党派候補に対する大干渉(警察隊との衝突による死者25人、負傷者388人)、1915年(大正4)第12回総選挙における内務大臣大浦兼武(おおうらかねたけ)らによる選挙妨害、28年(昭和3)の第16回総選挙における内務大臣鈴木喜三郎(きさぶろう)による干渉などが有名。現代では直接的暴力的な介入は少なくなったが、政府補助金等による利益誘導、マスコミを利用しての世論誘導など、広義の選挙干渉が行われることはある。[三橋良士明]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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