駒込吉祥寺門前(読み)こまごめきちじようじもんぜん

日本歴史地名大系 「駒込吉祥寺門前」の解説

駒込吉祥寺門前
こまごめきちじようじもんぜん

[現在地名]文京区本駒込ほんこまごめ三丁目

日光御成道を挟んで養昌ようしよう寺・駒込浅嘉こまごめあさか町の東に位置する片側町の門前町屋。東は吉祥寺境内を挟んで下駒込村、南・北は麟祥りんしよう院領駒込片こまごめかた町。町域は参道を挟んで二ヵ所に分れ、北部分が東西に一五間、南北に一〇一間、南部分が東西に一〇間、南北に一〇一間で、総坪数一千四〇二坪。古くは麟祥院領駒込村の百姓地であったが、のち越後村上藩下屋敷を経て御用地となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android