験著しい(読み)げんじるしい

精選版 日本国語大辞典 「験著しい」の意味・読み・例文・類語

げん‐じるし・い【験著】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙げんじらしい(験著)
    1. [初出の実例]「ちっと病気の時なぞは、高麗屋の似顔絵を見ますと、験著(ケンジルシ)く癪がさがります」(出典:滑稽本・素人狂言紋切形(1814)上)

げん‐じらし・い【験著】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙 いかにも現金である。効果てきめんである。げんじるしい
    1. [初出の実例]「しなさった朝はげんじらしいと下女」(出典:雑俳・末摘花(1776‐1801)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android