騰驤(読み)とうじょう

精選版 日本国語大辞典 「騰驤」の意味・読み・例文・類語

とう‐じょう‥ジャウ【騰驤】

  1. 〘 名詞 〙 勢いよくとびあがること。奔騰
    1. [初出の実例]「遺風簇雪四蹄開。曳到騰驤賜不才」(出典田氏家集(892頃)下・感喜勅賜白馬因上呈諸侍中)
    2. [その他の文献]〔杜甫‐韋調録事宅観曹将軍画馬図詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「騰驤」の読み・字形・画数・意味

【騰驤】とうじよう(じやう)

とびあがる。唐・杜甫諷録事の宅に曹将軍の画ける馬の図を観る、引〕詩 驤磊(らいらく)たり、三匹 皆此の圖と筋骨同じ

字通「騰」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android