普及版 字通 「驪」の読み・字形・画数・意味
驪
29画
[字訓] くろうま
[説文解字]

[字形] 形声
声符は麗(れい)。麗に
・
(り)の声がある。〔説文〕十上に「馬の深き
色のものなり」とあり、〔詩、魯頌、
(けい)〕に「驪たる
り、
たる
り」とみえ、馬の毛色をいう。[訓義]
1. くろうま。
2. くろ、くろいろ、青黒。
3. 麗と通じ、そえる、ならべる、二頭立ての馬車。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕驪 クロシ/
驪の馬 クロミドリノムマ/
驪 アヲクロナリ 〔
立〕驪 マダラナ(ウマ)・クロシ・カラスクロ 〔字鏡集〕驪 カラスマダラナルウマ・クロシ[語系]
驪lieは
・黎lyei、梨lieiと声近く、みな黒みを帯びた色をいう。[熟語]
驪歌▶・驪駕▶・驪
▶・驪牛▶・驪駒▶・驪黒▶・驪珠▶・驪色▶・驪馬▶・驪竜▶[下接語]
駕驪・四驪・
驪・乗驪・青驪・鉄驪出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

