驪珠(読み)りしゅ

精選版 日本国語大辞典 「驪珠」の意味・読み・例文・類語

り‐しゅ【驪珠】

〘名〙 (「りじゅ」とも。「驪龍の珠」の意) 黒い龍のあごの下にあるといわれる玉。命がけで求めるべき貴重なもののたとえ。
菅家文草(900頃)二・詩情怨「鴻臚館裏失驪珠、卿相門前歌白雪」 〔碧巖録‐八二則・頌〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「驪珠」の読み・字形・画数・意味

【驪珠】りしゆ

驪竜頷下にある珠。

字通「驪」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android