骨肉相食む(読み)コツニクアイハム

デジタル大辞泉 「骨肉相食む」の意味・読み・例文・類語

骨肉こつにく相食あいは・む

肉親どうしが争い合う。骨肉相争う。「遺産をめぐっての―・む争い」
[補説]他人同士が争う場合には、この句は使わない。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「骨肉相食む」の意味・読み・例文・類語

こつにく【骨肉】=相食(あいは)む[=相鬩(あいせめ)ぐ]

  1. 親子兄弟など血縁関係にある者同士が争いをする。〔布令字弁(1868‐72)〕
    1. [初出の実例]「漢初以来の骨肉相喰む内乱や」(出典:李陵(1943)〈中島敦〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android