骨酒(読み)コツザケ

デジタル大辞泉 「骨酒」の意味・読み・例文・類語

こつ‐ざけ【骨酒】

タイ・アマダイなどの焼き物の身を食べた後の骨を焼いて、熱燗あつかんの酒に浸したもの。

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関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「骨酒」の意味・読み・例文・類語

こつ‐ざけ【骨酒】

  1. 〘 名詞 〙 魚の骨を焼いて、熱い酒に浸したもの。
    1. [初出の実例]「閑心様のお手料理、残った骨は骨酒(コツザケ)夫婦の腹へ納めてやる」(出典歌舞伎霊験曾我籬(1809)九幕)

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飲み物がわかる辞典 「骨酒」の解説

こつざけ【骨酒】


鯛などの焼き魚の身を取ったあと、骨やひれを火であぶり、熱燗にした日本酒に浸したもの。いわなや鮎などの焼き魚を身ごと酒に浸したものをいうこともある。

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