高原藤兵衛(読み)たかはら とうべえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高原藤兵衛」の解説

高原藤兵衛 たかはら-とうべえ

?-? 江戸時代前期の陶工
慶長のころ摂津能勢郡(大阪府)で茶器をやいていたが,まねかれて江戸へでる。承応(じょうおう)2年(1653)将軍徳川家綱の茶碗師となり,浅草本願寺前で高原焼(浅草焼)をはじめた。これを高原平兵衛とするなどの説もある。肥後(熊本県)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例