20世紀日本人名事典 「高垣勝次郎」の解説
高垣 勝次郎
タカガキ カツジロウ
大正・昭和期の実業家 東京商工会議所副会頭;元・三菱商事社長。
- 生年
- 明治26(1893)年10月26日
- 没年
- 昭和42(1967)年4月30日
- 出生地
- 広島県尾道市
- 学歴〔年〕
- 東京帝大法学部〔大正7年〕卒
- 主な受賞名〔年〕
- 貿易功労者国家褒章〔昭和33年〕
- 経歴
- 大正7年創立された三菱商事に入社。上海支店長、食糧部長、ハルビン支店長などを経て19年同社取締役、20年常務、22年所長に就任。同年7月GHQの解散命令で同社清算人とる。旧三菱系139商社の一つ極東商事など4社合同で不二商事が設立され、その社長、ついで29年7月不二商事など4社の大合同により三菱商事が再建され社長となった。35年会長、41年相談役に退く。三菱レイヨン、三菱倉庫、三菱日本重工、三菱セメントなどの取締役を兼任、経団連常任理事も務めた。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報