精選版 日本国語大辞典 「高天に跼む」の意味・読み・例文・類語 こうてん【高天】 に=跼(せくぐ)む[=屈(くぐ)まる] ( 「詩経‐小雅・正月」の「謂二天蓋高一、不二敢不一レ局、謂二地蓋厚一、不二敢不一レ蹐」による語 ) 高い天の下にあって背をかがめて歩く意で、圧制のもとで、抑圧されつつ行動するたとえ。また、栄えているときにも注意を怠らないことのたとえにもいう。[初出の実例]「高天に、くぐまり、厚地にぬきあしす」(出典:名語記(1275)九)[その他の文献]〔張衡‐東京賦〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例