高家張る(読み)コウケバル

デジタル大辞泉 「高家張る」の意味・読み・例文・類語

こうけ‐ば・る〔カウケ‐〕【高家張る/豪家張る】

[動ラ四]《「ごうけばる」とも》威圧的で横柄に振る舞う。えらぶる。
「―・ったる罪人かな」〈虎明狂・八尾

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「高家張る」の意味・読み・例文・類語

こうけ‐ば・るカウケ‥【高家張・豪家張】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 ( 「ばる」は接尾語 ) 高家らしくみえをはる。権門らしくふるまう。えらぶっている。
    1. [初出の実例]「かうけばったるざい人かな」(出典:虎明本狂言・八尾(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む