高富町(読み)たかとみちよう

日本歴史地名大系 「高富町」の解説

高富町
たかとみちよう

面積:三九・四六平方キロ

郡南端に位置し、北は美山みやま町、西は伊自良いじら村、東から南は岐阜市に接する。古城こじよう山に源を発する鳥羽とば川が流れる。中央部を南北に主要地方道岐阜―白鳥しろとり線が走り、これより分れて東西に県道雛倉ひなくら―高富線と美濃―高富線が横断し、伊佐美いさみから伊自良村上願じようがんへ向かう県道高富―上願線があり、東海自然歩道にもなっている。大桑おおが城主土岐氏の家紋であった桔梗を町花としている。近年は岐阜市のベッドタウンとして宅地造成が盛んになり、自然の景観も減少した。明治二二年(一八八九)町村制施行により、新しい高富村が成立。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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