高尾郷(読み)たかおごう

日本歴史地名大系 「高尾郷」の解説

高尾郷
たかおごう

和名抄」高山寺本・流布本ともに「高尾」と記し「多加乎」と訓ずる。西および北は堀江ほりえ湾・高浜たかはま瀬戸に臨み、東は吉原よしはら郷、南は姫原ひめばら郷に接していたと推定される。「河野分限録」に記された、「直勤之旗本」で和気衆とよばれる家臣一七人のなかに「高尾又四郎」の名がみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android