高尾郷(読み)たかおごう

日本歴史地名大系 「高尾郷」の解説

高尾郷
たかおごう

和名抄」高山寺本・流布本ともに「高尾」と記し「多加乎」と訓ずる。西および北は堀江ほりえ湾・高浜たかはま瀬戸に臨み、東は吉原よしはら郷、南は姫原ひめばら郷に接していたと推定される。「河野分限録」に記された、「直勤之旗本」で和気衆とよばれる家臣一七人のなかに「高尾又四郎」の名がみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android