高屐(読み)こうげき

精選版 日本国語大辞典 「高屐」の意味・読み・例文・類語

こう‐げきカウ‥【高屐】

  1. 〘 名詞 〙 高い歯のついた木履(ぼくり)。たかあしだ。
    1. [初出の実例]「常著高屐、伺候中御門氏」(出典日本外史(1827)一)
    2. 「一人の武士〈略〉酔歩踉々、高屐危々、多髪大束(〈注〉おうまげ)、月代長して四分を過ぐ」(出典:東京新繁昌記(1874‐76)〈服部誠一〉二)
    3. [その他の文献]〔世説新語‐簡傲〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android