コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

木履 きぐつ

6件 の用語解説(木履の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

木履
きぐつ

木沓とも書く。ヨーロッパではサボ sabot,クロッグなどと呼ばれる木製の靴。前2世紀頃から用いられた雨天用の靴で,ヨーロッパ,インド,中国,朝鮮,日本 (平安時代以後) などで用いられた。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

ぼく‐り【木履】

《「ぽくり」とも》
浅い木ぐつ。
足をのせる木の台に鼻緒をつけた履物。下駄・足駄の類。
ぽっくり(木履)」に同じ。

ぽっく‐り【木履】

《「ぼくり」の音変化》女児用の駒下駄(こまげた)の一。厚い台の底をくりぬき、後ろを丸く、前部を前のめりにし、漆を塗ったもの。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

きぐつ【木履】

木沓とも書かれる。広義には木製のはきもの全般を指すが,狭義には桐材などをくり抜き,甲の部分をおおうように作った浅いこしらえのはきもの(浅沓)。木履はのちにはボクリと発音し下駄の類も指すようになった。平城京址から杉の一木作りですりへった歯のついた子ども用木ぐつが出土しており,朝鮮半島のナマクシン(木鞋)に似ているところから,大陸より伝わったものと思われる。奈良時代の《正倉院文書》によると,経を写す経師(きようじ)や文字の誤りを見る校生(こうしよう),書画を表具にする装潢(そうこう)に支給されているので,冬の板の間や土間での仕事に履いたものであろう。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

ぼくり【木履】

〔「ぽくり」とも〕
木製のはきもの。「ぽっくり」に同じ。
下駄。足駄。

ぽっくり【木履】

〔「ぼくり」の転〕
駒下駄こまげたの一種。材の底をくりぬき、後ろ側を丸くし前部を前のめりにして漆で黒や赤に塗ったもの。主に少女が用いる。ぼっくり。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の木履の言及

【木履】より

…広義には木製のはきもの全般を指すが,狭義には桐材などをくり抜き,甲の部分をおおうように作った浅いこしらえのはきもの(浅沓)。木履はのちにはボクリと発音し下駄の類も指すようになった。平城京址から杉の一木作りですりへった歯のついた子ども用木ぐつが出土しており,朝鮮半島のナマクシン(木鞋)に似ているところから,大陸より伝わったものと思われる。…

【下駄】より

… 下駄は古くはアシダと呼ばれ,足下から名付けられたことが《和名抄》によってわかる。また奈良時代の《東寺写経所解》(760)には木沓(きぐつ)と木履(ぼくり)が併記されているが,出土物には木を靴の形にくり抜いたものと,いわゆる今日の下駄の両方があることから,ボクリと呼ばれていたことがわかる。ゲタは下踏,下駄と書かれて江戸時代の文献から見られる新しい言葉であるが,橋桁や湯げた(腰掛台)など平板に2本の足をつけたものを古くよりケタまたはゲタと呼んできたことから,近世になってアシダやボクリもゲタと呼ぶようになった。…

※「木履」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

木履の関連キーワード金木現代文卒塔婆いじこ木沓蒸器揚げ箸打鳴

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone

木履の関連情報