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高山たつ たかやま たつ

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

高山たつ たかやま-たつ

1813-1876 江戸時代後期の富士講信者。
文化10年生まれ。高山右近直系親族といわれ,もと尾張名古屋藩の奥女中。天保(てんぽう)3年9月26日夜,小谷三志らと当時女人禁制富士山頂にのぼった。これを機に富士講に入信,のち三辰の名をあたえられた。明治9年7月16日死去。64歳。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

高山たつ

没年:明治9.7.16(1876)
生年:文化10(1813)
江戸後期から明治初期の不二道の信者,女人禁制富士の初めての登頂者。高山右近の直系に生まれ,尾張(名古屋)藩女中となる。天保3(1832)年9月26日夜,不二道の開祖小谷三志ほか男性5人と富士中宮に籠もったのち登頂。これを機に三志の弟子となり入信する。この年が辰年であり,不二道の源流である富士講身禄派の祖の食行身禄が初めて富士山頂に立った元禄1(1688)年も辰年,そしてたつという女が辰年の辰の日辰の一天(空全体)に誕生した(信仰上の再誕)として,三辰の名を与えられた。女人禁制の富士山頂を極めることで,男女平等を説き女人の登頂を勧めた身禄の教えを実践した。<参考文献>岩科小一郎『富士講の歴史』

(浅野美和子)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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