高島祐啓(読み)たかしま ゆうけい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高島祐啓」の解説

高島祐啓 たかしま-ゆうけい

1832-1881 幕末-明治時代医師
天保(てんぽう)3年生まれ。幕府医官。文久元年遣欧使節に随行し,ヨーロッパ諸国を巡遊。のち将軍徳川家茂(いえもち)の侍医となる。維新後浅田宗伯,今村了庵らと病院をたてた。明治14年8月1日死去。50歳。名は烈,久也。著作に「欧西紀行」「軍陣救急便方」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android