高崎崩れ(読み)たかさきくずれ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「高崎崩れ」の意味・わかりやすい解説

高崎崩れ
たかさきくずれ

お由良騒動ともいう。幕末薩摩藩に起った御家騒動島津斉興の後嗣をめぐり,嫡子斉彬 (なりあきら) を擁立する派と斉興の妾由良の子久光を擁立する派が対立。家臣らの謀議が露見して,嘉永2 (1849) 年斉彬派の多数が処罰されたが,幕府の耳に入り斉興は隠居を命じられ,斉彬が家督を継いだ。

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改訂新版 世界大百科事典 「高崎崩れ」の意味・わかりやすい解説

高崎崩れ (たかさきくずれ)

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百科事典マイペディア 「高崎崩れ」の意味・わかりやすい解説

高崎崩れ【たかさきくずれ】

お由羅騒動

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世界大百科事典(旧版)内の高崎崩れの言及

【お由羅騒動】より

…正弘は斉彬の外交手腕に深く期待していて好意的であったから,斉興に隠居の内諭を下し,翌51年2月には斉彬の家督相続が実現した。本事件は中心人物の名にちなんでお由羅騒動あるいは高崎崩れというが,幕末のけわしい時局が生んだ政争であった。【原口 虎雄】。…

※「高崎崩れ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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