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お由羅騒動 おゆらそうどう

百科事典マイペディアの解説

お由羅騒動【おゆらそうどう】

幕末に起きた鹿児島藩御家騒動。嘉永朋党(かえいほうとう)事件・高崎崩れとも。側用人調所広郷を抜擢して藩財政を立て直した鹿児島藩は,1844年には50万両を備蓄するまでに至った。

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世界大百科事典 第2版の解説

おゆらそうどう【お由羅騒動】

江戸後期の島津家の継嗣をめぐる紛争。二十数年にわたる天保の藩政改革に人心はうみ,また1844年(弘化1)以来の英米仏による薩摩藩属領琉球への開国強請に危機感がみなぎっていた。48年(嘉永1)には世子斉彬(なりあきら)は40歳の壮齢であったが,斉興は藩主の座を譲らなかった。斉興や家老調所(ずしよ)広郷の考えでは〈斉彬の世になれば曾祖父重豪(しげひで)にならって,蘭癖のため藩庫をからにするであろう〉と,藩の前途を危ぶんでいたのである。

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