高座の(読み)タカクラノ

デジタル大辞泉 「高座の」の意味・読み・例文・類語

たかくら‐の【高座の】

[枕]高座の上に御蓋みかさがつるされるところから、「みかさ」にかかる。
「―三笠みかさの山に鳴く鳥のやめば継がるる恋もするかも」〈・三七三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「高座の」の意味・読み・例文・類語

たかくら‐の【高座の】

  1. 高座の上に天蓋があるので、その御蓋(みかさ)の意で、同音地名三笠」にかかる。
    1. [初出の実例]「春日(はるひ)春日(かすが)の山の 高座之(たかくらの) 三笠の山に」(出典万葉集(8C後)三・三七二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む