高手小手(読み)タカテコテ

デジタル大辞泉 「高手小手」の意味・読み・例文・類語

たかて‐こて【高手小手】

両手を後ろにまわして、首から縄をかけ、二の腕から手首まで厳重に縛り上げること。「高手小手に縛り上げる」
巡査は直ぐに―に引っくくった」〈木下尚江良人の自白

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「高手小手」の意味・読み・例文・類語

たかて‐こて【高手小手】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「小手」は手首から肘(ひじ)までをいう ) 両手を背のうしろに回し、首から肘(ひじ)、手首にかけて厳重に縛り上げること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「高手小手縛て廻也」(出典:春日社記録‐中臣祐重記・寿永三年(1184)四月二〇日)

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